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トライバルラグの魅力にふれる

Actus
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Tribe 榊 龍昭氏が語るトークイベント

11月30日天王洲SLOW HOUSEにて「tribe(トライブ)」榊 龍昭氏によるトークイベントが開催されました。

榊様は、30年以上にわたり世界各国から希少価値の高いトライバルラグを収集・販売されておりますが、実は日本でも1,2を争うほどのトライバルラグ、キリムの深い見識を持っていらっしゃる生き字引のような方でいらしゃいます。

私も、榊様とは20年以上のお付き合いがあり、弊社のお客様の中で最も知識のあるお客様です。以前より榊様の公演に参加して見識を深めたいと思っており今回、念願かない参加することが出来ました。

榊様は、イランやパキスタンなどへ直接現地へ赴いて少数部族へ直接買い付けを行ったり、ヨーロッパのオークションで希少なラグを落札していらっしゃいます。今回は、榊氏が「これは一見の価値がある!」と太鼓判を押す5枚のトライバルラグをセレクトし、そのラグが持つ歴史的背景や、民族的解釈を交えながら熱いトークを披露されました。

トライバルラグという呼び名

キリムの絨毯をトライバルラグと呼ぶようになったのは実は、ここ数年の呼び名だそうです。、主に中東や北アフリカの伝統的な部族(tribe)が手作りする絨毯(rug)の総称とした使われ出しました。これらの絨毯は、部族の文化や歴史、宗教を象徴するデザインやパターンが織り込まれており、その部族によりそれぞれ異なります。

 その発祥は、ヒッピーなどから始まったといわれ、その時代アメリカのシアトル、サンフランシスコ、LAそしてオランダのアムステルダムへから広くヨーロッパ各地に広がったともされているようです。

トライバルラグ(キリム)の産地

特に、中東地域は、キリムじゅうたんの主要な産地です。特に、トルコ、イラン、パキスタン、アフガニスタン、トルクメニスタンなどが有名です。これらの地域では、高品質のキリムやじゅうたんが生産されており、世界中で人気があります。~スタンとつく地域は、乾燥地域が多く雨が少なく人々は羊や山羊を放牧し広い地域を一年中旅をしながら生計を立てています。

そのためとても良い羊毛などが取れることもあり織物文化が発達しました。

有名な部族

これらの地域には、それぞれ有名な部族がおり、それぞれの部族で独自な文化を持ち、それぞれ特有の柄や色遣いで絨毯の魅力を作りだしています。

ホラサーン、クルド族、トルクメン族、バルーチ族、カシュガイ族などが代表的です。

今回のイベントのまとめ

榊様の今回のイベントは、榊様が30年以上にわたり自らの足で現地を見分して来られたお話でした。上記に書かせて頂いた内容は今回のイベントの本当に障りの部分です。実際には、上記の部族の細かい生活様式や気候の話、実際に現地の人々はこれらのじゅうたんをどのように使用しているのか?

 そして、これらの絨毯がなぜ唯一無二の味わいのある絨毯を作り出し、長い年月を経て、その歴史やそれぞれの部族に伝わる模様の意味など、深いところまでお話ししていただけました。すべてを書き尽くすと何ページにも及んでしまいます。今回はこの辺で、次回のブログにて詳細を書かせて頂きたいと思います。

榊様は、ICOC国際絨毯会議にも日本を代表して参加をされています。世界中には、トライバルラグ、キリムの収集家(コレクター)がおり、貴重な品々はヨーロッパや欧米で高値で取引されております。ICOCでは数年に一度、世界的な絨毯の指標やトレンドが話し合われているそうです。もし、あなたのお家に先祖代々伝わるキリムの絨毯があるようでしたら、ぜひ榊様に評価をお聞きするのも良いかもしれませんね。

じゅうたんに関する質問はここちらへ

和協クリンシン株式会社

東京都稲城市東長沼1439

https://wakyo-clean.cm

☎042-377-7165

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