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カーペットをめくったら白い粉のような物が。。これはいったい何?
衣替えの季節、絨毯やカーペットをはがしてみたら、このような白い粉が床中に落ちていた経験はありませんか?
この粉いったい何?
この粉の正体は、接着剤です。
最近のじゅうたんやカーペットには裏地と表生地を接着するために、ラッテクスなどの接着材が多く使われております。
長い期間使われると、ラッテクスが劣化し、白い粉のようになり、床全面が粉だらけなんてことになってしまいます。
なぜ最近のカーペットには、このような現象が多いの?
結論から申し上げますと、製造する業者さんの問題です。
コストを下げるためです。
昔は糸の折り目を多くして毛を植え付けていましたが、折り目の数を減らし、使う糸の量を減らしたぶん、接着材を使用してコストを抑えているのです。
新しく絨毯を購入する際、できる限りラテックスや接着材の使用していない物を購入されることをお勧めいたします。
最後に、
コインランドリーでカーペットを洗われる方もおりますが、一般的にカーペットや絨毯は、
低温で洗い、低温で乾燥を行います。
理由の一つが、裏地のラテックスが熱に弱く劣化しやすいからです。
カーペットやじゅうたんは専門のクリーニング店にお願いすることをお勧めします。
その際、「ドラム式洗濯機で洗っていませんよね?」
とお尋ねください。
「はい」と答えられたクリーニング店は、お勧めできないのでご注意ください。
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