通常の油汚れ、落とし方のコツ
油汚れ、本当に困りますよね。
台所周りのコンロなどにこびりついた油汚れは、ついつい面倒で、こまめに掃除しなければならないのは分かっていても、面倒ですよね。
ネット検索で、一般的に検索すると重曹などを使用する方法が紹介されているものがよくあります。
今回は、弊社の目線!
台所周りではなく、商業用レンタルマットにこびりついた油汚れの落とし方、についてお話したいと思います。
つまり、繊維にこびり付いた油汚れが落ちず困っている方、向けの落とし方についてお話したいと思います。
繊維にこびりついた油汚れの落とし方
今回使用するのは、厨房の入り口に敷かれていたマットです。
通常、油汚れが付いたマットは、70度の温度の温水、アルカリ性の洗剤を使って洗います。
通常、マットについた、油汚れは
- 1.洗剤(アルカリ性)
- 2.助剤(アルカリ性)
- 3.高温のお湯(70度以上)
- 100kg対応の洗濯機
4つの条件がそろえば、ほとんどの油汚れは落とすことが出来ます。
一般家庭の洗濯機では、この4つの条件をそろえるのは大変です。
ご家庭ではなかなか真似できませんね。
さらに、条件として、70度の熱に耐えるような繊維であること、も条件になります。
例えば、ウールやコットン素材などの天然繊維は高温では、縮んでしまうので真似をしないでください。
70度で3回繰り返し、洗いました。
では、実際にどのような条件でクリーニングしたのか動画をご覧下さい。
今回使用したマットは、表地は、ナイロンやポリエステルを使用した素材。裏地はラバーです。
まず、アルカリ洗剤、アルカリ助剤、70度の高温の温水。
洗濯時間、約30分(上記映像0:17~0:22)で洗浄しました。
この3つの条件がそろえば、大体のマットの油汚れを落とすことが出来ます。
しかし、今回は落とすことが出来ませんでした。
悔しい~
なので、3回繰り返し洗ってみました。が汚れは残ったままでした。(映像0:22~0:55)
厨房の入り口に敷かれていたこともあり、一か所が集中的に踏まれ、そこに汚れが集中してしまっていました。
ここまでして落ちない汚れを、弊社の経験から違った方法で、落としていきたいと思います。
ここからは、意地をかけて!
常温で、ポリシャー洗いなぜ落ちる
次に、70度で落ちなかったマットを、常温の水とアルカリ分の多い洗剤を使用して洗浄しました。
ちょっと待って、水で落ちるわけないでしょ!
と思っていませんか?
クリーニングの条件は、上記70度で洗った時使用した洗剤と全く同じものを使用します。
洗剤の条件は同じです。
- 洗剤(アルカリ性)
- 助剤(アルカリ性)
- 常温の水(たっぷり)
- ポリッシャー
条件が違うのは、常温の水、ポリッシャーだけです。(映像0:55~1:58)
ポリシャー洗浄1:38秒位から、徐々に白い泡が、黒くなり始めました。
このポリシャー洗い、すすぎの工程を3回ほど繰り返しました。(映像2:33)で映像は、割愛させて頂きました。
映像2:14以降は、乾燥、仕上がりの映像となります。
なぜ、常温の水できれいに落ちたのか?
映像では、マットの汚れが落ちた場面まで、となっております。
実際に、水で落ちるわけがないと思いますよね。
では、ポリシャ―で洗う職人の腕が良いから?
それもあるかも
しかしそれだけではありません。
答えは、その2.油汚れはどう落とす。ポリシャー編
で解説したいと思います。
ご視聴ありがとうございました。近日中に、その2.も公開いたします。
是非ご覧ください。
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